10月 5日(日) 晴れ   会場:水戸市立競技場

  Bチ−ム戦:Ref. 和田氏 KO 13:30
  Aチ−ム戦:Ref.  ?氏 KO 14:30

 ス−パ−リ−グ2ndステ−ジの第2戦である。第1戦の農大二高に惜敗し、秋田工業、大東文化一高と練習試合を経て臨む意味を持った試合のはずである。流経柏にとって、この試合の勝ち、負けは、
「花園への道」に影響が出るくらいの大一番ではないか?!と考えつつ試合会場へ向かった。
天気もいい、グランド状態も素晴らしい。ちょっと横風があるくらいのラグビ−日和。戦いの舞台はそろった。そして試合はBチ−ム戦から始まった。


 
Bチ−ム戦 

 前半4分、敵陣22mまでモ−ルをドライブ。モ−ルが止まるや、すかさず左へ展開。BSが相手の裏へうまく出てオープンへパス、そのままトライ。
(5- 0)

全員よく動いている。前の試合の好調さを残しているようだ。ゲ−ムキャプテンを中心に声も出ている。
15分、FW・BS一体となった展開の中、敵陣10mからのラックを3つ連取。左オ−プンへ展開し、FBがうまくライン参加してトライ。ゴ−ル成功
(12- 0)

このあたりから、流経柏の怒涛の攻撃が続く。FW・BS一体の攻撃は、タテとヨコの攻撃をうまく使い分けての攻撃となり、ボ−ルを継続しての攻めとなっている。
19分、25分と連続してトライを奪った。
(19- 0)(24- 0)
    
FWの密集でのプレ−はよくなっているが、清真のオ−バ−してくるプレ−への対応をもう少し工夫したい。もう少し低くがポイントだな。BSの展開も、よくボ−ルが動いている。コミュニケ−ションとプレ−の精度を上げたい。


後半1分、オ−プンキック後のディフェンスの整備にミスが出た。清真は得意のBSがオープンへ展開、トライを奪われた。
(24- 7)

後半、清真学園は前半以上にFWを使ってきていることが、ボ−ルの獲得チャンスがイーブン以下になってきた原因である。戦法を変えてきた。9分、5分以上自陣にくぎ付けが続き、トライを許した。
(24-14)

試合中は、チャンスの時間帯とピンチの時間帯が必ずある。チャンスの時にいかに確実に点をとれるか!ピンチの時にいかに点を与えないか!接戦になれば、ここがポイントとなる。

こんな重苦しい時間帯の中、一気に流れが変わった。17分、敵陣22m付近のスクラムからFWがサイドをついた。できたラックから順目にオ−プンへ展開した。BSはオープン側のフォロ−の選手をうまく使いながらステップで抜きにかかった。そのままトライである。内、外にフォロ−が必要だという見本のようなトライであった。
ゴ−ル成功
(31-14)

   
ここから反撃を仕掛けてくる清真もさすがだ。
20分からノ−サイドまでの5分間、自陣ゴ−ルにくぎ付けとなった。しかし、耐えに耐えてゴ−ルを割らせることはなかった。
勝利!

戦法を変えてきた後半、FW戦でのPKの数が苦戦を招いた最大の理由である。結果としてFWが犯したPKではあるが、15人でゲ−ムを作る意識が大切なんだと思う。前半のようなFW、BS一体となったゲ−ムメイクの必要性だな。
 Aチ−ム戦

  両チ−ム共、ファ−ストジャ−ジ−である。関東大会以来見なかったファ−ストジャ−ジ−は、応援する我々にも静寂と緊張をもたらす。出陣の雄叫びも、ピタッと決まった。両チ−ムの選手が、お互いに10mラインを小走りに進んでいく。この時、私には何故かあの「スク−ル・ウォ−ズ」のメロディ−が聞こえてきてしまう。

レフリ−の笛が鳴った。
3分、敵陣10m付近で得たPKをタッチへ。ラインアウトからモ−ルドライブを仕掛けた。見事なドライブだ。ググッと押し込んで、トライを奪った。
(5- 0)

いいぞ、その調子で行け!
しかし7分、同じパタ−ンで反撃を受けてしまう。モ−ルドライブは耐えたが、BSにすかさず展開されトライを返された。
(5- 7)

一進一退の攻防が続く。清真学園のラックへの入りの速さにてこずっている。ジャッカルに行く選手のレフリ−の見極めに感心させられる。どこまでのプレ−なら、このレフリ−はPKを取らないかを見定めているように感じる。さすがだ。ラインのディフェンスも素晴らしい。なかなか崩せない。オフサイドぎりぎりでハ−フに仕掛けてくるプレッシャ−は、最初にPKを取られないと分かった時点からどんどん仕掛けられた。

30分、スクラム優位の流経柏の裏をかかれた。敵陣ゴ−ル前10mでの敵ボ−ルスクラムである。押し込んで、タ−ンオ−バ−したいところである。清真はここでクイック・ヒ−ルオウトを選択してサイドを素早く攻撃してきた。つまり、スクラムのボ−ルをすぐにNo8が拾ってサイドを突いてきたのである。

流経柏FWの意識は、スクラムを押すことに集中していたため、ディフェンスが一歩遅れた。一気に走られた。BSにパスは渡りトライを奪われた。
(5-14)

ハ−フタイム直前だからこそ仕掛けてきた一発勝負にやられてしまった。

ハ−フタイムでの監督の指示を受けた選手がグランドへ戻って行く。静かな闘志を感じた応援の父母がたくさんいたのではないか?!きっと勝つ!絶対勝つ!
        


後半が始まった。
 予感は見事に的中した。2分、ラインアウトからのモ−ルを20m押し切った。モ−ルが走った。トライ
(10-14)
5分、「当たって繋ぐ」が出た。いくつかのラックを確実に取り、最後はBSへ展開した。ナイスフォロ−のBSにボ−ルが渡り、トライ。ゴ−ル成功
(17-14)

逆転だ!たたみかけろ!
10分、PKからのラインアウトモ−ルからFWが左へ左へと位置を中央にモ−ルをコントロ−ルしている。モ−ルからラックになってもオ−プン側へとFWが突っ込む。敵のFWの穴を見つけているのである。穴があった!突っ込んだ!トライだ!ゴ−ル成功
(24-14)



ここから10分以上両チ−ムの意地のぶつかりあい、タックル合戦が続く。
22分、敵陣20mラインアウトからモ−ルドライブ。ラックとなるが、またもや突っ込んでねじ込んだ。トライ。ゴ−ル成功
(31-14)

26分、BSのハイパントをチェイス。ナイスタックルだ!ボ−ルをゲット、FWがブラインドをついてBSナイスフォロ−からトライ。ゴ−ル成功
(38-14)

30分、敵陣20mラインアウト、モ−ルドライブからブラインドをFWが走り抜けてトライ。
(43-14)
             
 ノ−サイド間際のこのトライの瞬間、品なく
「息の根を止めろ-!」などと声を張り上げてしまった。
ふと目を前に向けると、
父母会長が大きく「万歳!」をしていた。
正しい応援の姿である。会長、さすがだな!


 春のリベンジは見事成った。しかも圧倒しての勝利である。Bチ−ムも勝った。チ−ム全体がレベルアップしていることは、間違いない。今日の勝利には意味がある。初めにも書いた通り、
「花園」へ向けてのタ−ニングポイントの試合だった。そして見事に乗り越えたのだ!

 みなさん、会長のまねをしてこの勝利を喜びたいと思います。
では、いきます。

  「万歳、万歳、バンザ〜イ!」

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