「怒涛の攻撃に誇りを持って!」
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第83回全国高校ラグビー大会
第2回戦

12月30日  花園第1G 晴れ

対清真学園 12時00分キックオフ
レフリー杉山英明氏
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レフリーの笛が、すり鉢状の花園第1グランドに響き渡った。
流経柏は、清真のキックを多用した陣取り戦により自陣での試合展開を強いられている。しかし流経柏もキックを交えて応戦。試合は一進一退である。
14分、敵陣22
(メータ)mラインアウトからのモールドライブ、連続ラックからPRの NO1が押し込んでトライ!ゴール成功。
得点
( 7 対 0 )

幸先のいい先取点である。たたみかけろー!
「たたみかけ、たたみかけ、流経柏たたみかけー!」顧問の先生の声がグランド中に響いている。さすがだ!。
17分、敵陣22
(メータ)m付近で清真のキッカーにCTBの NO12とHOが猛チャージに出た。NO12はそのままボールを拾って突進する。フォローのHOがパスを受けライン際を好走してトライを奪った。全員が集中しているからこそのプレーである。
得点
( 12 対 0 )

攻めろー流経ー!。
しかしここで清真の反撃を受けた。
21分、自陣ゴール前20
(メータ)m付近のラインアウトからモール、ハーフ団のクロスにFWが縦に入ってトライを奪われた。
ゴールも決められた。
得点
( 12 対 7 )

26分、自陣22
(メータ)m付近でのペナルティーからPGを狙われた。成功。
( 12 対 10 )
得点

さすが清真だ。そつがない攻撃と点の取り方である。
前半が終了した。

リードはしているものの勝負は残りの30分である。どっちが勝ちたいか?!これで決まる!


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後半が始った。
5分、自陣22m中央からオープン展開された。スピードにのった
清真BSにやられてしまった。
得点
( 12 対 15 )

逆転を許した
流経柏はここから怒涛の反撃に出る。残り20数分を7割以上と思えるボール支配率で試合が進んだ。この間、激しい当たりに清真の選手がグランドに倒れる回数が増えている。
 
流経柏の敵ゴール前でのペナルティーにタッチキックで陣地を戻すという試合の流れの中でどうしても納得のいかないレフェリングがあった。以前にもこの観戦記の中でレフリー批判はするつもりはないと書いてきた通りその気はないのだが、この大一番で起きたレフェリングである。書かせて頂くこととする。

清真ゴール前5mのマイボールラインアウトでのできごとである。スロワーからキャッチャーへ見事にボールが渡りまさにモールドライブからトライを狙おうとしたその時、レフリーは長い笛を吹いた。思わず流経柏のペナルティーか?と思った瞬間、レフリーは清真にペナライズしたのである。「なんでやねん?」である。清真のペナルティーならば攻撃側にアドバンテージがあるのではないか!アドバンは何処へいったんだ?。

NO8が見事にキャッチしたラインアウト、モールドライブからの得点は今年の
流経柏の得点源であるからこそ、余計に悔しい。そもそも流経柏のゲームプランを後半の半ばに入った時点でレフリーは理解しなければいけない。ここできちんとトライを取っていたならばと思うと(実際に逆転である)悔しくてたまらない。実際、試合中に「アドバンはどこいったんだー!。」と叫んでしまった。この時、顧問の先生と目が合ったような気がした。「ダメだ、冷静になろう!。」と思ったことも事実である。

試合はもう時間がない。28分、PGを追加された。
得点
( 12 対 18 )

ロスタイムがあるはずだ。
清真の選手が三回倒れて時間を使っているからだ。しかしロスタイムは1秒たりと無かった。ノーサイドである。
子供たちが重ねてきた苦労を、きちんと納得がいく形で終わりたかった。これが本音である。しかし、この後半の「怒涛攻撃に誇りを持って」いいと思っている。そのくらい相手を震え上がらせたし、応援席の目の前でずっとプレーを見せてくれたことに感謝したい。

応援席に選手のみんなが走ってきた。悔しい思いを見せている多くの選手の中で、キャプテンは
「さわやか」だった。この笑顔に慰められた父母がたくさんいたはずだ。
「Thank You 流経柏!」ここで父母会からエールをおくりたいと思います。



(Give)Three Cheers For 流通経済大学付属柏高校ラグビーフットボール Team

   Hit ! Hurray !  Hit ! Hurray !  Hit ! Hurray !
今シーズンの観戦記はこれで終了です。


もうすぐ新人大会が始ります。今年も観戦記を書いていきたいと思っております。どうぞ、みなさんよろしくお願い致します。



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