| 「One For All. All For One.」 |
▼前書き▼Bチーム▼Aチーム top home |
観戦記 |
  |
関東高校ラグビースーパリーグ
2ndステージ 対 東京農大二高
平成16年 9月19日(土曜)曇り&晴れ
流経大人工芝新グランド
Bチーム 12時30分キックオフ
レフリー ? (25分ハーフ)
Aチーム 13時30分キックオフ
レフリー 大野皇人氏
|
9月12日に完成記念式典を終えたばかりの大学新グランドは、「素晴らしい!」の一言の出来映えであり、観戦の父母たちから一様に「凄い。」「綺麗だね。」とため息交じりの会話がはずんでいる。本当に凄いグランドが出来上がったな。大学の今年のシーズンが本当に楽しみになってきたぞ!。そう思った。そして、こんなに素晴らしいグランドで試合ができることに誇りと感動を覚えた。
さあ、この素晴らしいグランドで素晴らしい試合を観せてくれ!。新設されたバックグランドの観客席に陣取った父母たちはそう思ったに違いない。
夏の菅平から約一ヶ月が経った。菅平での強豪校との対戦で感じていた点がどのように修正されているか?今日の観戦のポイントである。つまり全員が一体感を持ったチームとして機能できるか?である。
関東のチャンピオンチームである我らが流経柏の菅平での敗戦に、私はそう感じていた。「こんなチーム、じゃない!」「持っている力が、ぜんぜん出ていない!。」観戦した二試合を見ての印象ではあるが、悔しい思いで一杯であった。
もうすぐ試合が始まる。スーパリーグのファーストステージを5勝1敗1中止の戦績で迎えたセカンドステージの開幕戦である。相手は東京農大二高校。Bチーム戦、Aチーム戦の順である。「いくぞーりゅうけー!」
|
| ▲本文の先頭へ |
Bチーム戦が始まった。流経柏のキックオフから開始早々、敵陣での試合展開となった。
3分、敵ゴール前15m付近での相手キックに 8が猛烈なチャージを仕掛けた。見事なタイミングでのチャージである。ここでスーパープレーが出た。 8はこのチャージからダイレクトにボールを確保したのだ。「おおっー!」と歓声が上がった。 8はここからうまいステップで相手をかわし、10(メータ)m走りきってトライを決めた!見事なトライだ!試合開始早々のビッグプレーであった。難しい角度のゴールも決まった。
( 7 対 0 )。
7分、自陣ゴール前で与えたPKから相手FWに押し込まれトライを許した。
( 7 対 5 )。
13分、両チーム共ピンチとチャンスをお互いのミスで得るかっこうの試合である。先制トライでのって行くと思っていたところをミスでリズムを潰している。
15分、自陣での試合展開からボールを支配されトライを許した。ゴール成功。
( 7 対 12 )。
18分、流経柏は敵陣深く攻め込むが、ドロップアウトを大きく蹴りこまれ、またしても相手に継続されトライを許した。
ゴール成功。
( 7 対 19 )。
前半をこのスコアで折り返すこととなったが、PKの多さがリズムを作り出せない原因となっている。
「後半だぞー!」。「いけるよー!」
|
| ▲本文の先頭へ |
後半、流経柏は怒濤の攻撃を見せる。
9分、敵陣深く攻め込んで得たPKから見事なタテ突破を見せトライを奪った!
( 12 対 19 )。
流経柏は敵陣での攻撃を続けている。前半と違う点は、PKを犯さずリズムを自分たちのものとしているところである。ラグビーはボールを継続して支配できれば負けることはないのである。
19分、敵陣22m(メータ)付近の攻防からゴール前(メータ)5m近くまで攻め入り、できたラックから左へ展開してPR 3がゴールに飛び込んでトライを奪った!。ナイストライだー!。ゴールも成功して同点である。
( 19 対 19 )。
あと5分。「いくぞーりゅうけー!」
ここからが本当の勝負だ。しかし・・・・・・。
21分、自陣10(メータ)m付近での相手ボールの攻防から、ラックを三回連取されBSへ展開されトライを許してしまった。
ゴール成功。
( 19 対 26 )。
そしてノーサイドとなった。残念!。最後まで攻め続ける集中力、ボールを継続する力が足らなかった。
|
_ _ |
| ▲本文の先頭へ |
Aチームの試合は、大野氏の笛で始まる。大野氏は前日18日から始まった「ジャパントップリーグ」のタッチジャッジを務めており、連日のレフェリングである。お忙しい中、本当にありがたいことである。
さあ、Aチーム戦。どんな試合を見せてくれるのか?流経柏のキックオフで試合が始まった。
4分、敵陣深く攻め込んだ流経柏は、得たPKからタッチへ出し、ラインアウトモールを強烈にドライブだ!「押せー!」。「押せ、押せー!」。見事なモールはそのままゴールラインを超えた。ナイストライである。ゴールも成功した。
( 7 対 0 )。
いい立ち上がりである。モールが良くスクイーズされている。「継続だぞ」。心の中で叫んだ。
10分、またしても敵陣で得たPKからラインアウトモールを仕掛けた。モールはコントロールされながらグッとドライブした。「押せー!」。一つの塊になったFWはゴールラインを見事に超えてタッチダウン、トライを奪った!。
( 12 対 0 )。
キャプテン 8の個人技としての突破を軸に、FW全員がサポートに入っている。両フランカーの献身的なプレーがこのFWを支えている。継続の原点となっている。こういう仕事人がチームにはどうしても必要なんだ。タックルもいいぞー!。
農大二高校もBSの展開で反撃をしてきた。ときおりラインの裏へ出られるが、バックアップのディフェンスに全員が意識を持っている。ここで執念のタックルが出た。相手WTBの突破で20(メータ)mほど走られるが、FL 6の凄まじいスピードでの追走によるタックルが見事に決まったのである。「ナイスタックルだー!」。応援の父母たちから声が上がった。チームを勇気付けるのは、やはりタックルだな!。
20分、しかし農大二高校の反撃の圧力がじょじょに強くなってきた。自陣ゴール前での与えたPKからの攻撃をよく耐えているが、ついにゴールを割られてしまった。ゴールも決められた。
( 12 対 7 )。
ここから一進一退の攻防が続いた。流経柏のPKの数が気になる。ハーフタイム直前の自陣ゴール前で与えたPKからのディフェンスを必死に耐えているが、34分FW、BS一体となった攻撃にトライを奪われた。ゴール成功。
( 12 対 14 )。
ここでハーフタイムとなった。
インジュアリータイムに取られたトライが悔しいが、ペナルティーを犯した場合はゲームは続くのである。ボールを確保しているチームに有利に今のルールは解釈されているからこそ、どこのチームも「継続」がポイントなのである。
「2点差、必ずひっくり返す!」「見せてくれー!おまえらの本当の力を!」
|
| ▲本文の先頭へ |
流経柏は、後半が始まるや一気にリズムを作った。テンポが上がったなと思った。
5分、敵陣ゴール前での二回目のPKをタッチに蹴りだし、ラインアウトからのモールドライブがまたもや見事に決まった。ナイストライだ!。応援の父母たちから大歓声が起こった。ゴールも見事に決まった。
( 19 対 14 )。
「よーし、逆転だー!」。「たたみかけろー!」と叫びたかったのだが、何故か声にならなかった。ゲームのリズムが微妙に違っていた。
10分過ぎからこの微妙な気持ちが当たってしまった。自陣ゴール前に釘付けとなってしまった。「耐えろー!」。
17分、自陣ゴール前のディフェンスをよく耐え、FL 6の突破からCTB 13へつなぎハーフラインまで戻した。ここへFBがよくフォローして敵陣右コーナー目がけてキックを蹴った。デンジャラスゾーンへ蹴りこまれたボールはコントロールよくタッチを割らず、相手FBはピックアップせずにやむなくタッチへ蹴り出した。
ゴール前5(メータ)mほどである。「チャンスだ」。このマイボールラインアウトから完璧なモールドライブからトライを奪った!。ピンチから一気にトライを獲ってみせた。
( 24 対 14 )。
10点差、しかし農大二高校はここから猛然と反撃に出た。またもや自陣ゴール前に釘付けとなった。耐えている。何かが違うぞ!。その耐えているディフェンスに関東大会までの時のようなタックルがビシビシと出ているのだ。安心して見ていられるという表現は合っていないが、全員が一つになって、一つになるんだという気持ちが、間違いなく伝わってきた。
その時である。「おーい、よく止めたぞー!」メガホンを通じての監督の声だった。応援の父母たち、応援のOBたちからドッと歓声が上がった。菅平で感じたことが、吹っ切れた。そう思った。
このあと農大二高校にトライを許してしまった ( 24 対 21 )が、3点差ではあるがこの勝利には相当意味があるぞと感じながらノーサイドの笛を待った。そしてレフリーの大野氏の笛が長く延びた。
「よし、勝った!」。「大丈夫だ!」。と唾を飲み込んだ。
|
 |
 |
| ▲本文の先頭へ |
 |
(C) 2004 rkukhs rugby & hamachan All rights reserved ▲pagetop top home |