| 「感動の関東第三位!」 |
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観戦記 |
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関東新人大会 3位決定
対 深谷高校
平成16年 2月22日(日曜) 晴れ
熊谷ラグビー場Aグランド
13時00分キックオフ
レフリー: 谷口 弘氏
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第4回関東新人大会は最終日を迎えた。激戦の準決勝の結果、我が流経柏は三位決定戦へ進出した。
対 戦相手は埼玉県新人大会であの正智(ショウチ)深谷を10 対 5 で破った深谷高校である。
深谷高校は準決勝で国学院久我山と戦い、僅差の大接戦に敗れての結果である。流経柏がこの試合に勝利すると、関東地区は激戦の戦国状態になる。全国各地の強豪校は、今日の結果を待っているに違いない。注目の二試合が晴天、微風の熊谷Aグランドでもうすぐ始まる。
キャプテンを中心とした円陣から全員の気迫がビシビシと伝わってくる。ロッカールームでは、さぞや一致団結した「塊」になっていたにちがいない。
「さあ、いくぞー流経!」。「流経!がんばれー!」。
応援の父母たちの緊張が頂点に達した。
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レフリーの谷口氏の試合開始を告げる笛が高らかに鳴り響いた。深谷のキックオフで試合が始まった。
流経柏は風下のサイドである。 試合開始直後、敵陣で継続を意識した流経柏は、10(メータ)mやや右の地点でPKを得た。タッチキックからマイボールラインアウトである。立ち上がりのチャンスをものにしたい。
しかし残念、ノット1(メータ)mをレフリーにとられた。それでも敵陣内での攻防が続いた。すごいタックルが出た!深谷のBSのライン攻撃に素早い出だしでCTB 12がナイスタックルを決めたのだ。タックルはチームに勇気を与える。昨日に続いて両フランカーのタックルは、まさに相手に刺さっている。
しかし9分、自陣での攻防で相手の継続をなんとか断ち切ろうと必死のラックへのジャッカルを仕掛けるが奪えず、深谷のFBにトライを許した。ゴール成功。
( 0 対 7 )。
流経柏の選手全員が気合を入れなおしている。「大丈夫だ!。いけるゾー!」。
15分、反撃に出た流経柏は敵陣に攻め込み、ゴールライン10(メータ)m付近でFW、BSが一体となった攻撃を仕掛けた。PKからのラインアウトを三回繰り返した。コラプシングの連続である。レフリーは深谷のキャプテンに注意をしている。次に同じペナルティーをやったら「認定トライ」にするよ、である。
大チャンスである。再度のラインアウトからモールがドライブされた。ぐっと押し込んだ直後、少し押し返されたモールがつぶれた。PKはもらえずラックとなった。ここで痛いPKを犯してしまった。ハンドである。
ラックの中では手は使えない。応援の父母たちから大きなため息が出た。残念!20分、PKから深谷に陣地を戻されゴール前を必死のディフェンスで耐えている。ここでFWは頑張りを見せた。深谷のモールを押し返し、BSに展開されたボールを見事なディフェンスでターンオーバーだ。いいぞー!と思った瞬間、無常にもノックオン!
22分、この深谷ボールスクラムからサイドを突かれ、ラックからBSに展開されトライを許した。ゴールも決められた。
( 0 対 14 )。
27分、またもや自陣ゴール前に釘付けとなった。PKから深谷FWはモールを仕掛けてきた。インゴールでグランドタッチで構えた流経柏FW(フォワード)は、凄まじいまでのタックルで見事な応戦を続けた。低く、強いタックルに深谷はゴールに迫るが、ヘルドからのスクラムが繰り返された。
「耐えろー!」。ここが勝負の分かれ道になる。「なんとか耐えてくれー!」。
流経柏の「ここは絶対に獲らせない!」。の意志とプライドを、突き刺さるタックルで全員が表現している。
そして、ついに深谷はオフサイドを犯した。「よーし!」。「よく耐えたぞー!」。応援の父母たちが立ち上がって叫んだ!冷静にタッチへボールは蹴られた。「必ずチャンスがくる!。ここを耐えたんだ、必ず勝てる!。」と思った。
32分、敵陣ゴール前25m(メータ)付近でPKを得た。キャプテンは冷静にゴールキックを選択した。もう前半の時間がない。点数を取ってハーフタイムを迎えたい。これが入れば・・・?。キッカーは見事に期待に応えた!。
( 3 対 14 )。
この3点が、後半どのように影響するか?。ハーフタイム、監督の指示を受ける選手たちに静かな闘志を感じる。全員がぐっと拳を握っている。
「やる!」。「こいつらはきっとやってくれる!」。
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後半が始った。
5分、敵陣22(メータ)m付近の右サイドでPKを得た。S・Oがタッチへ。ゴール前10(メータ)m付近のラインアウトからモールドライブだ!しかしこのモールを深谷にまわされボールキャリアーがモールから飛び出してしまった。残念。
8分、流経柏は、継続を意識した見事な連続攻撃を仕掛けた。敵陣10m(メータ)付近からBSがオープンに展開、ラックに素早く選手が集まり、連続ラックから順目に出されたボールがFBへ渡った。FBは見事なスピードで相手を抜き去り、ゴール前5(メータ)mまで突進した。ここでPKを得た。キャプテン 8は、チョン蹴りから一気にゴールラインを超えた。ナイストライだ!後半の立ち上がりからの怒涛の攻撃とキャプテンの判断がトライを生んだ。ゴール成功!。
( 10 対 14 )。
「よーし、いけるぞー!」。「たたみかけろー!」。
17分、流経柏はたたみかけた!敵陣10m付近で得たPKをS・Oがタッチに蹴った。ゴール前5mでのラインアウトからFWは猛然とモールを押し込んだ。一つの塊となった8人の強い意志が一気にゴールラインを超えた。見事なトライだ!
( 15 対 14 )。
「ついに逆転だー!」。自らに言い聞かせているかのごとく、H・Oの気合が凄まじい!あと残り10分。「攻めろー流経!」ここで桐蔭学園戦で見せたゲームプランが展開された。見事な連続攻撃だ。しかし深谷の反撃も凄まじい。
どっちが勝ちたいか?である。勝ちたい意識の強いチームに勝利の女神は微笑む!
27分、自陣ゴール前15(メータ)m中央付近でPKを与えた。深谷はFW、BSが一体になって意地の攻撃を仕掛けている。
28分、またもやゴール前5(メータ)m左サイドでPKを取られた。深谷FWはモールを押し込んできた。絶 対 に押されないぞとばかりに流経柏FWは耐えた。深谷はBS展開に切り替えた。しかし見事なタックルでの応戦に深谷はPKを犯した。
S・Oがタッチに蹴り、マイボールのラインアウトである。
「絶 対 にボールをキープしろ!」。 「キープしてボールを渡すな!」。「もう時間がないんだ!」
しかし必死の深谷にボールを奪われた。悲鳴に近い叫びがあがった。流経柏はBSに回されたボールに必死のディフェンスを見せた。 「止めろー!」応援の父母たち全員が立ち上がった。
ノックオン!深谷BSがノックオンである。流経柏ボールのスクラムの指示がレフリーの谷口氏から示された。そして一瞬の間を経てレフリーは長い笛を吹いた!
「やったぞー!」。「勝ったー!」。応援の父母たちは叫んだ!
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見事に関東新人大会の三位を勝ち取った。タックルがつかんだ勝利と言ってもいいと思う。諦めずに勝つために向かっていく流経柏のタックル!。本当に感動した!。
このチームは、千葉県新人大会で感じた「流経柏のプライド」を完全に受け継いだと言っていいと思う。そしてこの大会でチームとしての方向性を示せたのではないかと感じる。まさに「忘れられない大会」となった。 いよいよ4月1日から全国選抜大会が始る。この全国大会での活躍を心から祈っています。
本当の意味の「たたみかけ」を求めて・・・・・!。
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