| 「忘れられない大会に!」 |
▼前書き▼前半▼後半__ top__ home |
観戦記 |
|
関東新人大会準決勝
対 正智(ショウチ)深谷
平成16年 2月21日(土曜) 晴れ
キックオフ 13時00分
熊谷ラグビー場Aグランド
レフリー 新野氏
|
春を感じさせる暖かい日である。防寒のグランドコートがちょっと暑いくらいだ。選手は少し暑さを感じるかもしれない。風は少しだけ吹いている。しかし、ゲームに影響をあたえるほどではない。
大会三日目、我が流経柏は準決勝へこまを進めた。先週のあの桐蔭学園戦を感動の勝利で勝ち取ったベスト4である。決勝へ進みたい、先週のような試合を展開できれば必ず叶う!。早めに到着した熊谷第一グランドの静寂のなかで思っていた。
対戦相手は正智(ショウチ)深谷高校である。毎年トンガからの留学生をメンバーに入れた強烈なパワーを持ったチームである。第83回の花園でも話題となったWTBがいるチームである。果してどのようなゲームを見せてくれるのか?。プランと、その実行にパワーも、必要となる準決勝が始まろうとしていた。
|
| ▲本文の先頭へ |
先週同様にキャプテンはトスに勝って風上を選んだ。「その方がいい!」と思った。そして試合が始まった。
正智(ショウチ)深谷にはもう一人トンガの留学生がいる。こちらもパワフルだ。 8のこの選手が立ち上がり激しくFW・フォワード戦を挑んできている。自陣での攻防が続いた。
4分、与えたPKからあのWTBが突っ込んできた。スタンドから叫び声に近い声があがった。しかし流経柏の選手たちは、ひるまず猛然とタックルに入った。インゴールに迫られたが強烈なタックルは相手のインゴールノックオンを誘った。「よーし!ナイスだ!」。「ナイスタックルだー!」。応援の父母たちから歓声があがった。しかし、このWTBの腿を上げた力強い走りは凄まじい!。
5分、正智(ショウチ)深谷ボールのラインアウトからのラックを右に展開された。WTB 14は流経柏の必死のタックルをはずしてトライである。ゴールを決められた。
(0 対 7)
11分、正智(ショウチ)深谷はPKからタッチへ出して、ラインアウトからモールドライブを仕掛けてきた。流経柏はこのモールを押させない!「いいぞー!」。しかし押せないとみた正智(ショウチ)深谷は、BSへ展開してきた。正智深谷のCTBに抜かれてしまった。トライを許した。ゴール成功。
(0 対 14)
14分、敵陣22(メータ)m中央やや右サイドでPKを得た。キャプテンはゴールキックを選択した。しかし惜しくもゴールならず。この時間帯、流経柏は継続を意識して攻めに転じてきている。
16分、敵陣10(メータ)m付近で得たPKをタッチへ蹴った。ゴール前10(メータ)mほどのラインアウトから果敢にモールドライブを仕掛けた。「押せー!」。モールはつぶれてラックとなったが、このラックからFWは突破を計った。LO 5が押さえてトライである!。見事なトライだ。
(5 対 14)
モールだけではない。FW(フォワード)は正智(ショウチ)深谷の大型FW(フォワード)にスクラムでもプレッシャーをかけた。このスクラムも押し込んでいる。FW(フォワード)がセットで勝てれば行けるぞと思った。
22分、HLで得たPKからタッチキックからの攻撃を選択、しかしタッチに出なかったキックボールを相手がノックオン!。「よーし、チャンスだ!」。この敵陣22(メータ)m付近へ攻め込んでのスクラムからFW(フォワード)がサイド攻撃を仕掛けた。しかし、相手のディフェンスも強い。
25分、HL付近の相手ボールラインアウトからオープンへ展開された。ランナーの 8が強烈なランを見せた。40m(メータ)走られトライを許した。ゴール成功。
(5 対 21)
ここでハーフタイムとなった。
あの二人の留学生にやられている。しかしそれだけがリードを許した原因ではない。小さなミスが多いのである。また、いい突込みを見せては犯すPKが流経柏の攻撃のリズムを切ってしまっていた。
|
| ▲本文の先頭へ |
後半が始った。
流経柏は「絶対に勝ってやる!」。の意志をみんなが確認したかのごとく、怒涛の攻撃に出た。しかし、見事な突破を見せるがPKと小さなミスでチャンスの目を自ら逸してしまっている。アタック&ディフェンスそのものは決して負けていないのである。ラグビーはチャンスとピンチの時間帯が試合中、必ずある。このチャンスとピンチをきっちりと攻められるか、守り抜けるか!ここで勝負は決まるのである。
それでも流経柏は、攻める気力を全員が持ち続けている。キャプテンが必死にチームを立て直そうと引っ張っている。
7分、HL付近で得たPKからS・Oはタッチへ蹴った。ゴール前10(メータ)mほどの地点からのラインアウト、ここぞとばかりにチャンスをキッチリとモールドライブでFW(フォワード)の全員が表現してみせた。見事の一言のドライブだ!FL 7がインゴールで押さえてトライ!。難しい角度のゴールをキッカーが決めてみせた!。こういう一つ一つの集中したプレーがリズムをチームに持ってくるのである。
(12 対 21)
しかし、この日の流経柏は、気迫と負けないぞという気力が空回りしたかのように、小さいミスとPKでせっかく来たリズムを、継続できずに正智(ショウチ)深谷にチャンスを与えてしまった。正智(ショウチ)深谷のプレッシャーがそれだけ強烈だということかもしれない。
この後、チームは攻める時間があってもミスでチャンスを潰してしまった。焦りが試合の流れを悪循環させてしまった。
後半の20分間に5トライを許してしまった。ノ-サイドのスコアは
(12 対 54)であった。
 |
確かにトンガからの留学生は凄かった。しかし、PKと小さなミスがもう少しすくなかったならばと思うと悔しくてたまらない!
このチームは必ず強くなる!直さなければならない点がはっきりとしているからである。そして、全員が凄まじいまでのタックルを持っている。試合の流れは「ミス」と、「タックル」で決まるといっても言いすぎではない。
この大会最後の明日の試合で、きっと今年の流経柏の方向性を決めるのではないかと思っている。今年のチームにとって忘れることのできない「関東新人で一皮剥けたよな!」。をクラブ全員で語ることができるようになるために・・・・・!
「3位と4位じゃ全然違うんだよー!」。「つかめよー!関東の3位をー!」。
※当観戦記は音声読み上げソフト 対 応しました(2004年5月22日) |
| ▲本文の先頭へ |

|
(C) 2004 rkukhs rugby & hamachan All rights reserved ▲pagetop top home |