| 「流経柏OB. No .10の七色のキック!」 |
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観戦記 |
「花園」まで余すところ二週間となった。校内合宿に入ったこの時期、練習試合が組まれ、最後の調整段階となってきた。
NECのグランドはまだ日本には数面しかない「人工芝」である。
この夏、菅平で一面見ているが、大阪体育大、明治大学、IBMが使用しているのを知ってはいるが、相当高価な設備である。流経柏としては、初めての経験であると思う。 |
順天堂大学練習試合
12月13日(土曜) NEC我孫子G 晴れ
レフリー 大野氏
14時30分 キックオフ
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そんな素晴らしい環境で試合ができることを誇りに思う。そして流経柏のOBのいるチームとのゲームである。順天堂大学は今年の地区対抗リーグの関東地区大会で優勝し、正月に名古屋の「瑞穂」で行われる全国地区対抗大会への出場を決めているチームである。
第79回の「花園」を沸かせたOBであるNo.10の凄まじいキックが、第83回の「花園」へ出場するこのチームを祝福してくれた!
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大野氏の笛で試合が始った。
開始直後、キックのチャージなどを受け自陣ゴール前に釘付けとなるがよく耐えている。両チーム共キックを有効に使って陣地をかせいでいる。順天堂SOの憎らしいほど正確なキックにより流経柏FWにエンジンがかからない。それでも前へ出る意識をチーム全体に感じる。「いいぞ〜、ハードコンタクトだ〜!」
11分、PKからタッチ、ラインアウトからモールだ。約10mをドライブ、押し切ってトライ!
5 対 0 。
13分、反撃を受ける。順天堂SOのハイパントの処理ミスからのスクラムからオープンへ展開されトライを許した。難しい角度のゴールを決められた。
5 対 7 。
順天堂SOの様々なキックによりFWが後ろに走らせられている。
18分、またもやSOはオープンサイドのデンジャラスゾーンへ蹴ってきた。何とか処理するが、順天堂ボールのラインアウトである。ここでスペシャルプレーをやられた。ラインアウトの前へパスされ抜かれてしまった。
5 対 12 。
流経柏の反撃だ!
29分、敵陣22m中央やや左サイド、スクラムから左へ展開した。ラックをすぐに右へ。いいタイミングのパスからCTBが突破する!フォローの選手のコーリングが素晴らしい。最後にNo.8がナイスフォローしトライ!いいトライだ。ゴール成功。
12 対 12 。
前半を同点で後半へと折り返した。
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後半も順天堂はS・Oの正確なキックにより陣地を取りにきている。
流経柏はFWがサイドを縦に突いて前へ前へと突破している。時折キャプテンのキックを混ぜて陣地を稼いでいる。いい感じの試合展開である。一進一退が続く。
14分、敵ゴール前10m、ラインアウトからモールを押し込んだ。順天堂がよく耐えている。数回のラックからサイドをFWが突く。ブラインドに開いたFWにパスされた時、「ナイスだー!」と思わずつぶやいた。そのままトライ!
17 対 12 。
23分、ラインアウトのターンオーバーからオープンに回されカットインのBSにトライを許した。ゴール成功。
17 対 19 。
勝負はここからである。次にトライをした方が勝つのでは?スタミナは充分。あとはどれだけチームが「勝ちたい!」かである。
28分、ボールが右へ左へと大きく動いている。ラックからのサイド攻撃の連続からオープンへ展開された。アングルを変えたライン参加のNo.8がSOからの飛ばしパスを受けた。見事な突破である。
そのままトライ!ゴール成功。
24 対 19 。
しかし、順天堂はあきらめていない。
順天堂S・Oは、先輩の意地とばかりに残り少ない時間の中、仕掛けてきた。
31分、右WTBは確かに早い。逆転を狙うとなればこの選手にボールを集めてくるはずだ。順天堂SOはハーフライン付近から大きく右へ飛ばしパスを右WTBへ展開した。マークをずらしてボールを受けた右WTBはそのまま走りきってトライである。
やられたー!同点である。そして難しい角度のゴールが決まってしまう。
24 対 26 。
ノーサイド。
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大学生の意地、先輩の意地だな、と思った。
「花園」までにもう一試合ある。修正する点をしっかりと練習してもらいたい。あとは全員のコミニュケーションだと思う。
現在行われている校内合宿を支える「母たち」へ。
本当にご苦労さまです。あなた達が作る三食が選手、スタッフを文字どおり「デッカく」しています。誇りを持って選手にガンガン食わせてやって下さい。そして心の中で祈ってやって欲しいと思っています。花園で思いっきり走る息子たちのために・・・・・
※当観戦記は音声読み上げソフト対応しました(2004年8月16日)
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