| 「縦横無尽の攻撃! 勝利!」 |
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観戦記 |
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第83回全国高校ラグビー千葉県大会
準々決勝
2003年11月 8日(土曜) ちはら台G 晴れ
14時30分kick off
レフリー 大野 皇人氏
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待ちに待ったこの日がきた。選手も応援の父母も、春からの様々な出来事を振り返りながら会場へ向かったことと思う。選手全員が、いい顔をしている。緊張している顔、緊張感を笑顔で隠している顔、どちらも武者震いを体の奥に秘めているに違いない。
応援の父母たちもいつもと違う。口数が少なく感じたのは私だけだろうか?本当の応援は、心からの応援となる。試合が始まるまで、父母の全員が選手と同じ気持ちになっていた。
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レフリー 大野氏の笛が鳴った。さあ始まった!
専大松戸のキックオフのボールは、ノット10(メータ)m。センタースクラムを選択した流経柏は、私を驚かせるオープニングプレーを披露した。いきなりのオープン展開である。「今日は何かあるぞ!」選手達は何かを心に秘めている。これまでの試合展開と違うゲームプランの意味することは?試合が進むにつれてこの意味が見えてくることとなる。
4分、敵陣奥深く蹴り込んだボールを、キックでハーフライン付近まで蹴り返された。直接キャッチした .8が見事なカウンターをみせる。スピードとステップで50(メータ)mを駆け抜けた。先制トライがゴール中央にタッチダウンされた。ゴール成功。
7 対 0 。
10分、敵陣22(メータ)m付近右サイド、敵ボールのキックをナイスチャージした。このラックからすぐに左へ展開し、大きく飛ばしたパスをBSがロングゲイン。ゴール寸前のラックからFWがサイドを潜ってトライ。
12 対 0 。
12分、自陣ゴール前約20(メータ)m付近からPGを決められる。
12 対 3 。
ペナルティーからPGを決められたが、即反撃だ。
14分、ボールを大きく動かしている。グランドを目いっぱい広く使っている。2回のラックからBSがオープンへ走る。サポートのBS、FWがどんどん繋いでいく。ライン参加のFWの動きが素晴らしい。エキストラで出てくるFBがいい。怒涛のトライ!
17 対 3 。
16分、今度は縦に繋いでいく、オフロードパスだ。フォローのコーリングが素晴らしい。トライ!ゴール成功。
24 対 3 。
この後、専修大松戸にPGを一本返されるが、前半終了までに3本のトライ、ゴールを1本決め、ハーフタイムとなった。 43 対 6 。
FW、BSが一体となった「縦横無尽の攻撃」、であった。
監督が動いた。
選手の交代を第三タッチジャッジに告げている。とにかく点数を取るゲームプラン。心に秘めていたもの。
そうか!選手たちはこの試合をみんなで勝ちたいんだ!みんなで圧倒的に勝ちたいんだ!。
監督と選手たちが一体となって「全員で花園をつかむぞ!」である。
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後半が始まった。風上である。
1分、敵ゴール前までせまるキックの処理を相手がもたつく間にラックを形成、オープンサイドへとラックを連取しながら押し込んでトライ。
48 対 6 。
4分、PKからのゴール前ラインアウトをモールドライブ、よくコントロールしてそのままトライ。
53 対 6 。
ここからしばらくの間小康状態が続くが、小さなミスが原因である。雑になってはいけない。
13分、自陣10(メータ)m付近のラインアウトから右オープンへ展開した。BSがいいタイミングでWTBへパス。見事なステップとボディーコントロールで3人を抜いた。フィニッシャーらしい見事なトライだ。ゴール成功。
60 対 6 。
24分、BSのオープン攻撃がますます冴えてきた。ライン参加のLOがWTBを余らせた。
パスを受ける瞬間に相手を抜き去るブラインドサイドWTBのスピードのすごさ。一気にゴールを走り抜けた。トライだ! 65 対 6 。
全員タックルもすごさを増してきている。相手の選手がグランドにうずくまる場面が多くなっている。
30分、32分にトライ、ゴールを重ね、そしてノーサイド!
79 対 6 。
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見事な勝利!まさに「ULTIMATE CRUSH!」相手を徹底的につぶした完全なる勝利である。
そしてこの試合は、部員全員で試合に臨む際に決めたであろうと思われる
「全員で勝つ!」 「全員で圧倒的に勝つ!」
を実証してみせた。素晴らしいチームに成長している。流経柏ラグビー部は、ここで一枚岩となった。準決勝の相手は千葉東高校である。
一枚岩となった流経柏ラグビー部に「花園への道」は開ける。そしてその「感動と感激の瞬間」を父母たちは待っている
※当観戦記は音声読み上げソフト対応しました(2004年8月16日) |
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